新しいIRの形

企業の利益と顧客の利益は必ずしも一致しません。

顧客から見るとこうして欲しいというのがあっても、それが企業の利益につながらなかったりすると実現が難しくなります。

「環境問題」「安全の問題」「セキュリティの問題」などなど、企業の利益と顧客の利益が一致しない例をあげることが出来そうです。
例が問題解決のみとなってしまっていますが、そういうものだけではないと思います。ユーザとしては便利だけど企業の利益につながらないというものもありそうです。

一方、企業のIRは会社の利益(ひいては株主の利益)のみに焦点がいってしまっている気がしますが、上記のようなことを実現するという公約の元に資金を集めるというのもありではないでしょうか?

つまり

といった感じです。

ただ、株主にとってみると株主だけの利益ではなく、株主以外の人にも利益を得る形となるので、ある意味で寄付的な位置付けと考えた方がいいかもしれません。(もちろん、何らかの形で株主に還元するいうことは考えていけそうですが。)